Rawデータの現像

前回の続き、「花を撮る、写真を作る」ワークショップ 1日目で撮影した写真をLightroomでRaw現像作業へ、2日目にその写真からデジタルモノクロ写真を更にデジタルネガを作って古典プリント、サイアノタイプに仕上げます。
 
第3回「花を撮る、写真を作る」ワークショップ 参加者の作品より、<デジタル写真>

(左下)撮影時の写真、 ISO設定が7900と日陰で撮影した前設定のままだったので 、夕日と合間ってアンバーがきつい、しかし(右下)カラーチャートを写したカットがあるので、Raw現像時に簡単にニュートラルな色温度に補正ができる。ここからがオリジナリティーの発揮どころです!

今回はクール・カラーのイメージにしてみます。色温度をブルー系に、全体の露光量はそのままで、シャドー部分にある花びらのみ明るく、彩度、コントラストも調整する。同様に貝殻の色を強調してみる。

フルサイズセンサーカメラに比べてAPS-Cサイズのカメラはボケにくいという特性があるのですが写真はf/8で撮影。このレンズの焦点距離と画角サイズではほぼパンフォーカス(全ピン)になっています。そこで気になるのが背景布の折ジワ、目立たないようになじませたいのですが、花とのエッジはLightroomで修正するのはチョット難しい、そこでメニューの「写真」から「他のツールで編集」〜「Photoshop」に移動して、シワ取り+四隅をぼかして擬似的に浅い絞り風〜「保存」で再びLightroomに戻ります。そして、銀塩写真風に粒子を加えて、シャープネスを調整、ヒストグラムの確認をして完成!!
  FUJIFILM X-E1   XF18-55mm (レンズ焦点距離29mm)  ISO200   1/55秒 f/8




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